夏の花にはまだ早いこの時期。

下界は晴れていたが山頂には黒い雲がかかる。

           （撮影　7月1日　リコーCX‐3）

孤独に点在するヤマボウシの樹形も咲き方も平地とは随分ちがう。
しぶきを上げる荒波のように圧倒的で激しい印象。
花色はすこし桃色がかって見える。

樹木の限界地点に屹立するハウチワカエデ（羽団扇楓）が印象的だった。
赤い花(実）。

ちょっとスマートな体つきのホオジロが、ハウチワカエデで鳴いていた。
近づいても逃げない。
上空をハヤブサが通り過ぎて行った。

雲が動くと下界が見えてきた。

前回から、イブキジャコウソウ（伊吹麝香草）を探していたが
なーんだ、こんなところに群生していた。

でかいソフトクリーム看板のうしろとは……  花はまだのようだ。

中央はオオバギボウシだが、生え方に不自然さを感じるのは自分だけ？

これも、前回赤い実をたわわにつけていたマユミ（真弓）。今は花。

アザミは種類が多くて正確な名前がわからない。ミツバチは恍惚のしぐさ。